髪や頭皮を低刺激で洗い上げるアミノ酸シャンプーですが、その『アミノ酸』とはどんなものでしょう?
言葉で説明すると、「人の身体を作るのに必要なタンパク質のモトになる成分」のことです。人のカラダの中ではわずか20種類のアミノ酸が、その組み合わせの違いにより約10万種類ものタンパク質を作っているといわれています。
しかも20種類のうち9種類は必須アミノ酸というのですが、体内で作ることができず、食品などで外から補給しなければなりません。健康補助食品や飲料、スキンケアなどでもアミノ酸配合などというものを見かけたことがありますよね。それほど人のカラダに必要不可欠なものなのです。
このアミノ酸は、実はバランスよく取ることが重要だそうです。
その理由は、アミノ酸は様々な種類のビタミンやミネラルなどその他の栄養素が複雑に組み合って働くため、特定のアミノ酸が不足してしまうと、他のものも応じた量しか働かないから。これを「アミノ酸の桶理論」と言います。一種類でも不足しているものがあった場合、せっかく摂取したアミノ酸だけでなく、組み合って働くビタミンやミネラル、その他の栄養素も一部排出されてしまうといわれています。
そうなるとカラダのあちこちに不 調が出てもおかしくありません。中でも肌は、内臓やカラダの中に必要な栄養素が使われた最後に栄養分が届けられるといわれます。
また、肌にとってアミノ酸は角質層の中にある天然の保湿因子を形成するだいじなせいぶんでもありますから、 美肌や美髪に悪い影響を及ぼすことは必須です。
ア ミノ酸は生物の部品であり、実は自然にかえりやすい物質。たとえ河川や湖沼に流れ出ても、微生物がそれを食べて炭酸ガスと水に分解してくれ、環境破壊につ ながりにくいといわれています。そのため、最近ではグルタミン酸やグリシンなどのアミノ酸と脂肪酸を結合させた洗剤などが開発されているそうです。